介護職のなかには、「この仕事に就けて幸せだ」と口にする人もいます。
その理由の一つが、利用者が回復していく姿を見守れることです。
利用者は一人ひとりで身体状況が異なり、それぞれに違った目標があります。
介護職のサポートがないとベッドから立ち上がれない利用者が、介助なしでも立ち上がれるようになること、たとえ寝たきりだとしても人生を楽しめこと、さらに一人で排尿ができるようになることなど、人によって目標は違います。
この目標を達成できるようサポートするのが介護職の仕事です。
利用者が介護職の介助なしでも立ち上がる瞬間を見たり、寝たきりでも生活に工夫を凝らすことで楽しまれている様子を見たり、介護の仕事をしているなかで感動する場面に立ち合えることは多いです。
さまざまな状態の利用者が回復したり楽しんでいる姿を見ることができるのは、介護職の醍醐味であり、幸せを感じられる瞬間だといえます。
利用者の笑顔が見られるのも、介護職の醍醐味です。
先ほどの例のように、利用者がこれまでできなかったことをできるようになった時、笑顔になります。
自分のサポートでその笑顔の手助けができたと思うと、幸せな気持ちになれそうです。
また、感謝の気持ちを伝えてもらえるのも、とても幸せなことでしょう。
自分が誰かの役に立てているという実感を得られるためです。
利用者と接しながら「歳を重ねていくのも悪くない」と感じられることも、この仕事の良さかもしれません。
一人では何もできなくなってしまっても、自分や同僚のような介護職員のサポートを受ければ何とかなるのだと思うと、老後を迎える不安もなくなるでしょう。
介護職だからこそ味わえる良さは、＜http://value-care.biz＞にもいろいろと紹介されています。
